JS は書ける。では Python は何が違う?
第1章と第2章で、Python というインタプリタ(python3 という実行ファイル)を手元に入れ、python3 main.py で動かせるようになりました。いよいよ中身を書きます。
図の左右は、どちらも「東京の気温が30度以上なら『東京は暑い: 31度』と表示する」だけのプログラムです。左が JavaScript(Node.js で動かす)、右が Python です。
見比べると、似ているところと違うところがすぐに目に入ります。
| 見るところ | JavaScript | Python |
|---|---|---|
| 変数を作る | const / let を書く | 何も書かない |
| 条件 | if (…) { と丸かっこ・波かっこ | if …: とコロン |
| 「かつ」 | && | and |
| 等しくない | !== | != |
| 表示 | console.log(…) | print(…) |
| 文の終わり | ;(省略もできる) | 何も書かない |
| コメント | // | # |
この章では、こうした違いを「Python ではこう書く」と暗記するのではなく、なぜそう書くのかを添えて1つずつ見て いきます。理由が分かると、忘れても思い出せますし、JS の癖で書いてエラーになったときに「ああ、あれか」とすぐ気づけます。
扱うのは、字下げ(ブロック)、変数、基本の型、文字列への埋め込み(f-string)、比較(== と is)、真偽の判定、and・or・not、コメントと print です。最後に、本全体で育てていく天気のコマンド tenki の最初の1ファイルを書きます。
※2026年9月時点(Python 3.13)の情報です。