3都市ぶん順に表示したい。JS なら for は4通りある
第5章で、tenki の「1都市の天気を表示する」処理を関数にまとめました。次にやりたいのは、東京・大阪・札幌の3都市ぶんを順に表示することです。つまり繰り返しです。
JS で繰り返しを書こうとすると、書き方がいくつもあります。
| JS の書き方 | 何を回すか |
|---|---|
for (let i = 0; i < a.length; i++) | 数を数えて、添字で取り出す |
for (const c of a) | 配列などの値を順に |
for (const k in obj) | オブジェクトのキーを順に |
a.forEach((c) => …) | 配列のメソッドに関数を渡す |
どれを使うか迷ったことがある人も多いでしょう。for…in を配列に使って添字が文字列で出てきて驚いた、という経験があるかもしれません。
Python の for は1種類だけです。図の右のように for city in cities: と書きます。では、これは JS のどれに 当たるのでしょうか。番号も欲しいときはどうするのでしょうか。
もう1つ気になることがあります。3都市のうち、たとえば「名古屋」のデータが見つからなかったら、そこでプログラム全体が止まってしまうのか。JS の try/catch のようなものはあるのか。ファイルを開いたら閉じ忘れないようにするには、どうするのか。
この章では、処理の流れを変える道具(分岐・繰り返し・例外)をまとめて見ていきます。とくに for が裏で何をしているかと、例外がどこを通って受け止められるかを、図で1段ずつ追いかけます。
※2026年9月時点(Python 3.13)の情報です。