SPF:「このドメインのメールは、ここからしか出さない」
4本目で、メールの身元確認は「持ち主が DNS に宣言を書き、受け取る側が照らし合わせる」形で後から足された、と説明しました。この作品では、その1つ目である SPF(Sender Policy Framework)を詳しく見ます。
SPF の考え方は単純です。ドメインの持ち主が、DNS に次のような宣言を書いておきます。
「うちのドメインのメールを送ってよいのは、このサーバーたちだけです」
図の下の掲示板にある1行がそれです。
send.mail.animemo.app TXT "v=spf1 include:amazonses.com ~all"受け取る側は、メールを送ってきた相手がこの一覧に入っているかを確かめます。入っていれ ば、「このドメインの持ち主が許可したサーバーから来た」と言えます。
この作品では、この1行の読み方から始めて、受け取る側が実際に何を照らし合わせているのか、そして SPF だけでは防げない穴まで見ていきます。