DB のパスワードは、今どこに書いてある?
第19章で、デプロイのための AWS の鍵は、どこにも置かなくなりました。OIDC で、そのとき限りの鍵をもらう形にしたからです。
でも、フォトログにはまだ書いてある秘密があります。アプリが RDS(第13章)に接続するためのパスワードです。図のように、アプリの設定ファイルに DB_PASS = "..." と書いてあり、アプリはそれを使って RDS に入っています。
このパスワードが書かれがちな場所を並べてみます。
| 場所 | 誰が読めるか |
|---|---|
| アプリの設定ファイル(Git に入っている) | リポジトリを見られる全員。過去の版も含めて |
| CDK のコード(第18章) | 同上。さらに、生成されたテンプレートとスタックの画面にも出る |
| ユーザーデータ(第9章) | EC2 の設定を見られる人。サーバーの中からも読める |
| 焼いた AMI(第10章) | その AMI から起動できる人全員 |
| 環境変数やログ | サーバーに入れる人、ログを読める人(第17章) |
どの場所も、「読める人」が思っているよりずっと多いのです。
この章 では、パスワードや API キー(外部サービスを使うための合言葉)のような秘密を安全にしまう方法と、データそのものを守る暗号化の仕組みを学びます。
※2026年9月時点の情報です。画面・料金・細部は変わることがあります。
