写真を Web サーバーに置くと、消えるし、見えないし、重い
第14章で、フォトログは https://example.com という名前で安全に開けるようになりました。残る大きな問題は、フォトログの主役である写真です。
いまのフォトログは、投稿された写真を、投稿を受けた Web サーバーのディスク(第10章の EBS)に保存しています。すると、図のようなことが起きます。
| 起きること | なぜ困るか |
|---|---|
| Aさんの写真は Web 1 のディスクにしかない | ALB が Web 2 に振った人には、写真が表示されない |
| Auto Scaling が Web 1 を入れ替えた | 写真がディスクごと消える(第12章の「サーバーは使い捨て」) |
| 数 MB の写真を何万回も配る | Web サーバーの回線と CPU が写真の配送で埋まり、肝心のアプリが遅くなる |
では、第13章の RDS に入れればいいかというと、それも違いました。写真は1枚が数 MB と大きく、DB に入れると、ディスクもバックアップも膨らみ、読み書きも遅くなります。
必要なのは、大きなファイルをたくさん、安く、失くさずに置けて、どのサーバーからも同じものが見える置き場です。それが S3 です。さらに、その写真を世界中へ速く配るために CloudFront を使います。
※2026年9月時点の情報です。画面・料金・細部は変わることがあります。
