誰もいない夜中にも、タスクは動いている
第21章で、フォトログの Web は ECS on Fargate のタスクになりました。OS の世話は AWS に任せられ、新しい版もイメージのタグ1つで届けられます。
それでも、料金の請求を見ると気になる点があります。
図の青い棒は、フォトログに1日のうちに来るリクエスト(利用者からの求め)の数です。夜中の2時〜6時はほとんど誰も来ません。昼から夜にかけて大きく増えます。
一方、黄色い横線はタスクの料金です。第21章で「最小2つ」と決めたタスクは、誰も来ない夜中にも動き続け、同じ料金がかかっています。
| 困りごと | 何が起きているか |
|---|---|
| 夜中の料金 | 利用者がほぼ0でも、最小の数のタスクの料金は0にならない |
| たまにしか起きない仕事 | 写真の縮小は1日数百回、1回2秒ほど。そのためにずっと何かを起こしておくのはもったいない |
| 作ったばかりのサービス | 利用者がまだ少ないうちから、常に動く構成の料金を払う |
もし「リクエストが来たときだけ動いて、動いた時間の分だ け払う」ことができれば、夜中の料金はほぼ0になり、たまにしか起きない仕事も安く済みます。
この章では、それを実現する サーバーレス の代表、AWS Lambda と、その入口になる Amazon API Gateway を学びます。
※2026年9月時点の情報です。画面・料金・細部は変わることがあります。
