ここ までの旅:1台のサーバーから、要件に合わせた構成へ
この本も、最後の章になりました。まず、ここまでの道のりをふり返ります。
| まとまり | 章 | できるようになったこと |
|---|---|---|
| 1 1台のサーバー | 第1〜10章 | 安全なアカウント、権限、お金の見張り、自分専用のネットワーク、サーバーとディスク |
| 2 3層の Web 構成 | 第11〜16章 | 入口(ALB)、自動で増減、専用の DB、ドメインと HTTPS、ファイル置き場。一般的な Web サービスを自分で組める |
| 3 要件に合わせた構成 | 第17〜30章 | 監視、自動化、秘密の管理、コンテナ、サーバーレス、非同期、キャッシュ、ログイン、守り、設計の原則、災害対策、そして要件からの設計 |
振り返ると、どの章も同じ形で書かれていました。
| 順番 | 章の中で見たこと |
|---|---|
| 1 | 前の章から続く困りごと(その部品が無いと何が起きるか) |
| 2 | それを解決する部品 |
| 3 | 部品の仕組み |
| 4 | 実際の作り方 |
| 5 | 注意とお金 |
| 6 | 次の章につながる、新しい困りごと |
この鎖が、この本でいちばん伝えたかったことです。AWS の画面はよく変わり、サービスの名前も変わり、新しい部品は毎年増えます。でも、「困りごとから考え、それを解く部品を選び、選んだことで生まれる 次の困りごとに備える」という考え方は変わりません。
この章では、その考え方を思考の型としてまとめ直し、本全体の「困りごと → 部品」の対応表と、判断の問いのチェックリストを作ります。最後に、次に何を学べばよいかを案内します。
※2026年9月時点の情報です。画面・料金・細部は変わることがあります。
