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Cloudflare のすべて ― 1機能ずつ、仕組みと存在理由から / 全35本

Cloudflare 00:全体像 ― 利用者とあなたの間に立つ網

発行
アニメモ公式
版
第2版
改訂
コマ
全14

Cloudflare が何をしているのかを、リバースプロキシとエニーキャストから説明します。エッジの中でリクエストが順に処理される流れ(DDoS 対策・WAF・キャッシュ・Workers)、社内を守る Zero Trust、無料で使える理由、始め方、そしてこのマガジンの地図まで。

なぜ、こんなに多くのサイトが Cloudflare の後ろにいるのか

Web の仕事をしていると、Cloudflare という名前に必ず出会います。ドメインを買えば DNS の設定先として、サイトを公開すれば「前に置くもの」として、アプリを作れば Workers や R2 として。調査会社の集計では、世界の Web サイトのおよそ5分の1が Cloudflare を通っています。

でも、「Cloudflare とは何か」を一言で説明できる人は多くありません。機能があまりに多く、しかも毎年増えていくからです。

このマガジンでは、Cloudflare の機能を1機能=1冊に分けて、それぞれ「なぜ存在するのか」「どういう仕組みか」「どう導入し、どう使うか」「どこに注意するか」を説明します。この第0号では、その前提になる全体像を見ます。

先に、全体を貫く一文を渡しておきます。

Cloudflare は、利用者とあなたのサーバーの「間」に立つ、世界規模の網です。 間に立っているから、速くでき、守れ、コードも動かせます。

※このマガジンの内容は 2026年9月時点の情報をもとにしています。Cloudflare は機能の追加や名称変更、料金の見直しが多いので、導入のときは必ず公式のドキュメントで最新の情報を確かめてください。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • なぜ、こんなに多くのサイトが Cloudflare の後ろにいるのか
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  • 利用者
  • オリジン
  • ブラウザ・アプリ
  • あなたのサーバー
  • Web サイトの約5分の1が Cloudflare を通っている。何をしてくれているのか。

Cloudflare が無いと、利用者はオリジンに直接つながる

まず、Cloudflare を使わない場合を考えます。利用者のブラウザは、あなたのサーバーに直接つながります。このサーバーを、Cloudflare の世界ではオリジン(元のサーバー)と呼びます。

直接つながる形には、次のような困りごとがあります。

困りごと中身
遠い東京のサーバーに、ブラジルの利用者がつなぐと、往復だけで時間がかかる
攻撃がそのまま届く大量のアクセスで落とす攻撃(DDoS)や、脆弱性を突く攻撃が、そのままサーバーに届く
集中に弱い人気が出て一度にアクセスが来ると、サーバーが耐えられない
自前の仕事が多い証明書の更新、ボット対策、画像の最適化、ログの収集…を全部自分でやる

これらは、サーバーを1台置いただけでは解決できない問題です。世界中に拠点を持ち、大量の通信をさばける網があって初めて、まとめて解決できます。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • Cloudflare が無いと、利用者はオリジンに直接つながる
  • 利用者
  • オリジン
  • ブラウザ・アプリ
  • あなたのサーバー
  • 遠い国の利用者は遅い / 攻撃もそのまま届く / 人気が出ると落ちる
  • 証明書の更新・ボット対策・画像の最適化…を全部自分で
  • 遠い・攻撃がそのまま届く・証明書の管理・アクセスが集中すると落ちる。

間に入る「リバースプロキシ」

Cloudflare の基本の形は、リバースプロキシです。利用者とオリジンの間に入り、利用者の代わりにオリジンと話します。

利用者から見ると、話している相手は Cloudflare です。利用者が送ったリクエストは、まず Cloudflare の拠点(エッジ)に届きます。Cloudflare はそこで、攻撃なら止め、手元に答えがあればその場で返し、必要なときだけオリジンに取りに行きます。

「プロキシ」は代理人という意味です。利用者の側に立つ代理(会社の出口にあるプロキシなど)を「フォワードプロキシ」、サーバーの側に立つ代理を「リバースプロキシ」と呼び分けます。Cloudflare は後者です。

オリジンの IP アドレスは、利用者からは見えなくなります。これ自体が1つの守りになります。攻撃者は、オリジンの番号が分からなければ、直接攻撃できないからです。

では、どうやって利用者のリクエストを Cloudflare に向けるのでしょうか。答えは DNS です。ドメインの DNS を Cloudflare に任せると、example.com の番号を聞かれたときに、オリジンではなく Cloudflare の番号を答えるようになります。管理画面では、DNS の行ごとにあるオレンジの雲のマークがこれを表します(01号)。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • 間に入る「リバースプロキシ」
  • Cloudflare のエッジ(世界中の拠点)
  • 利用者
  • オリジン
  • ブラウザ・アプリ
  • あなたのサーバー
  • リクエスト
  • 利用者 ⇄ Cloudflare ⇄ オリジン。利用者からはオリジンの番号が見えない
  • 入り方:ドメインの DNS を Cloudflare に任せ、オレンジの雲(プロキシ)をオンにする(01)
  • 利用者は Cloudflare とだけ話す。Cloudflare が必要なときだけオリジンに取りに行く。

同じ番号を、世界中の拠点が同時に名乗る(エニーキャスト)

Cloudflare の拠点は、世界の300を超える都市にあります。では、利用者はどの拠点につながるのでしょうか。

ここで使われているのがエニーキャストです。Cloudflare は、同じ IP アドレスを、世界中の拠点で同時に名乗っています。ネットワークのしくみシリーズの7本目で見た BGP で、東京の拠点も、ロンドンの拠点も、「この番号はうちにある」と周りのネットワークに伝えています。

すると、インターネットのルーターは、それぞれ「いちばん近い(経路が短い)ほう」に小包を運びます。結果として、東京の利用者は東京の拠点に、ロンドンの利用者はロンドンの拠点に、自然にたどり着きます。誰も「あなたは東京へ」と指示していません。

エニーキャストには、もう1つ大きな利点があります。ある拠点が落ちても、その拠点が名乗るのをやめるだけで、通信は次に近い拠点へ自動で流れることです。攻撃が来たときも、世界中の拠点に分散して届くので、1か所に集中しません(04号)。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • 同じ番号を、世界中の拠点が同時に名乗る(エニーキャスト)
  • Cloudflare のエッジ(世界中の拠点)
  • 東京
  • ロンドン
  • 利用者
  • オリジン
  • 大阪
  • NY
  • ブラウザ・アプリ
  • あなたのサーバー
  • サンパウロ
  • どの拠点も「104.16.x.x はうちにある」と BGP で名乗る → ルーターは近いほうへ運ぶ
  • 1つの拠点が落ちても、次に近い拠点へ自動で流れる
  • 利用者は、いちばん近い拠点に自然にたどり着く。ネットワークのしくみ7本目の BGP の応用。

エッジの中で、リクエストは順番に処理される

利用者のリクエストが近くの拠点に届くと、エッジの中で、順番にいろいろな処理が行われます。図は、その流れを大まかに並べたものです。

順番処理号
1攻撃の洪水をせき止める04 DDoS 対策
2怪しいリクエストを見分けて止める05 WAF・06 レート制限・07 ボット・08 Turnstile
3決めた規則でリダイレクトや書き換えをする09 ルール
4返せるものはその場で返す02 キャッシュ
5コードを動かして、応答を作る・変える18 Workers

基本の考え方は、「悪いものは早く落とし、返せるものは近くで返し、残りだけをオリジンへ」です。オリジンに届くリクエストが減るほど、オリジンは楽になり、利用者は速くなります。

ここからの数ページで、それぞれを1つずつ見ていきます。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • エッジの中で、リクエストは順番に処理される
  • Cloudflare のエッジ(世界中の拠点)
  • リクエスト
  • DDoS 対策(04)
  • WAF・ボット対策(05〜08)
  • 利用者
  • ルール・リダイレクト(09)
  • オリジン
  • ブラウザ・アプリ
  • キャッシュ(02)
  • あなたのサーバー
  • Workers でコードを動かす(18〜)
  • 悪いものを先に落とし、返せるものはその場で返し、残りだけをオリジンへ。

まず、攻撃の洪水をせき止める

いちばん前にいるのが DDoS 対策です。DDoS(分散型サービス妨害)は、たくさんの機械から一斉にアクセスを送りつけて、サーバーや回線をあふれさせる攻撃です。

1台のサーバーでは、どれだけ頑張っても、回線の太さ以上の通信は受け止められません。Cloudflare は、前のページのエニーキャストのおかげで、攻撃を世界中の拠点に分散して受け止めます。網全体の容量は、ふつうの攻撃よりはるかに大きいので、吸収できます。

しかも、この対策は全プランで、量の上限なく提供されています。攻撃を受けたからといって追加料金を取られることもありません。多くの人が Cloudflare を使い始めるいちばんの理由が、これです(04号)。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • まず、攻撃の洪水をせき止める
  • 攻撃
  • Cloudflare のエッジ(世界中の拠点)
  • DDoS 対策(04)
  • WAF・ボット対策(05〜08)
  • 利用者
  • ルール・リダイレクト(09)
  • オリジン
  • ブラウザ・アプリ
  • キャッシュ(02)
  • あなたのサーバー
  • Workers でコードを動かす(18〜)
  • 世界中の拠点で受けるので、巨大な攻撃も分散して吸収できる(04)。

次に、怪しいリクエストを見分けて止める

洪水のような攻撃とは別に、1つ1つは普通に見えるけれど中身が悪いリクエストもあります。

種類例
脆弱性を突くフォームに SQL を混ぜて、データベースを盗み見る
総当たりログイン画面にパスワードを何万回も試す
ボット商品を買い占める、価格を抜き取る、偽のアカウントを大量に作る

これらを見分けて止めるのが、WAF(Web アプリケーションファイアウォール)、レート制限、ボット対策、そして人間かどうかを確かめる Turnstile です(05〜08号)。

どれも、世界中のサイトを流れる大量の通信を見ている Cloudflare だからこそ、「最近こういう攻撃が流行っている」「このパターンはボットだ」と素早く判断できます。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
  • 7 / 14
  • 次に、怪しいリクエストを見分けて止める
  • リクエスト
  • Cloudflare のエッジ(世界中の拠点)
  • DDoS 対策(04)
  • WAF・ボット対策(05〜08)
  • 利用者
  • ルール・リダイレクト(09)
  • オリジン
  • ブラウザ・アプリ
  • キャッシュ(02)
  • あなたのサーバー
  • Workers でコードを動かす(18〜)
  • SQL インジェクション・ボット・ログイン総当たり(05〜08)。

返せるものは、その場で返す(キャッシュ)

悪くないリクエストのうち、毎回同じ答えになるものがあります。画像、CSS、JavaScript、フォントなどです。

Cloudflare の拠点は、こうしたファイルを一度オリジンから取ってきたら、しばらく覚えておきます。これがキャッシュです。次に同じファイルを求められたら、オリジンに行かず、その場で返します。

利点中身
速い近くの拠点から返るので、遠くのオリジンまで往復しなくてよい
オリジンが楽大半のリクエストがエッジで終わるので、オリジンは小さくてよい
通信費が減るオリジンから外に出る通信量が減る

これが、いわゆる CDN(コンテンツ配信ネットワーク)の仕事です。Cloudflare はもともと、この CDN と守りの会社として始まりました(02号)。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • 返せるものは、その場で返す(キャッシュ)
  • Cloudflare のエッジ(世界中の拠点)
  • ← 返事
  • DDoS 対策(04)
  • WAF・ボット対策(05〜08)
  • 利用者
  • ルール・リダイレクト(09)
  • オリジン
  • ブラウザ・アプリ
  • キャッシュ(02)
  • あなたのサーバー
  • Workers でコードを動かす(18〜)
  • 画像や CSS は近くの拠点が覚えておく。速く、オリジンも楽(02)。

エッジでコードを動かせる(Workers)

ここからが、ここ数年の Cloudflare の大きな変化です。エッジで、自分の書いたコードを動かせるようになりました。これが Workers です(18号)。

最初は「オリジンに行く前に、ちょっとリクエストを書き換える」程度の使い方でした。ところが、データを置く場所(KV・Durable Objects・R2・D1)や、キュー、AI まで次々に加わり、今ではオリジンが無くても、エッジだけでアプリ全体を作れるようになっています。図の右の「オリジン」が、なくてもよいものに変わったのはそのためです。

世界中の拠点で同じコードが動くので、利用者の近くで処理が走り、サーバーの台数や場所を考える必要もありません。このマガジンの後半(18〜31号)は、この「開発者向けの Cloudflare」を扱います。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
  • 9 / 14
  • エッジでコードを動かせる(Workers)
  • Cloudflare のエッジ(世界中の拠点)
  • DDoS 対策(04)
  • WAF・ボット対策(05〜08)
  • 利用者
  • ルール・リダイレクト(09)
  • オリジン
  • ブラウザ・アプリ
  • キャッシュ(02)
  • 無くてもよい(KV・R2・D1)
  • Workers でコードを動かす(18〜)
  • オリジンが無くても、エッジだけでアプリが作れる。データも置ける(18〜31)。

外向きだけでなく、社内への入り口も守る(Zero Trust)

ここまでは、一般の利用者があなたのサイトを見る場面でした。Cloudflare は、もう1つの場面も守ります。社員が社内のツールに入る場面です。

昔は、社内のツールは会社のネットワークの中に置き、外から使うときは VPN で会社の中に入る、という形が普通でした。でも、VPN は一度入れば中を自由に歩けてしまうので、1人のパスワードが漏れると大きな被害になります。

Cloudflare の Zero Trust では、社内ツールも Cloudflare の後ろに置き、1回ごとに「誰が、どの端末から、何にアクセスしようとしているか」を確かめてから通します。「社内だから信頼する」をやめる(ゼロトラスト)という考え方です。

機能役割号
Tunnel社内のサーバーから Cloudflare へ、外向きにつなぐ(受け口を開けない)15
Access本人確認をしてから通す16
Gateway と WARP社員の端末からの通信を、Cloudflare 経由で守る17
  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • 外向きだけでなく、社内への入り口も守る(Zero Trust)
  • Cloudflare のエッジ(世界中の拠点)
  • Access:本人確認してから通す
  • Tunnel:社内から外へつなぐ
  • 社員
  • 社内ツール
  • 家・カフェから
  • 公開していない
  • 社員が社内ツールに入るときも Cloudflare を通す。VPN の代わり(15〜17)。

なぜ、無料でここまで使えるのか

Cloudflare を触った人がまず驚くのは、無料のプランでも、かなりのことができる点です。DNS も、CDN も、SSL 証明書も、DDoS 対策も、無料で使えます。なぜ成り立つのでしょうか。

理由中身
網は、どのみち持っている有料の大企業の顧客のために、世界中の拠点と回線を持っている。無料の利用者の通信を運ぶ追加の費用は小さい
通信そのものが材料になる無料の利用者の通信も含めて大量の通信を見ているから、攻撃やボットを早く見分けられる。それが有料の製品の強さになる
成長した人が顧客になる個人や小さな会社のうちは無料で使い、大きくなったら有料プランや企業契約に移る

もちろん、無料プランには上限や機能の差があります。このマガジンの各号では、「料金と制限」を必ず確かめるページを置いています。数字は変わることが多いので、最新の値は公式の料金ページで確かめてください。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • なぜ、無料でここまで使えるのか
  • 拠点と回線は、有料の顧客のためにどのみち世界中に持っている
  • 無料の利用者の通信が、攻撃やボットを見分けるための材料になる
  • 小さく始めた人が、成長して有料プランや企業契約に移る
  • ただし上限・機能差はある。各号の「料金と制限」を必ず見る
  • 無料の利用者が多いほど、攻撃の傾向が見え、網も強くなる。有料機能と大企業で収益を得る。

始め方:アカウント → ドメイン追加 → ネームサーバーを切り替える

Cloudflare を使い始める手順は、次のとおりです。

順番やること
1Cloudflare のアカウントを作る
2管理画面で、自分のドメインを追加する
3Cloudflare が今の DNS の行を読み込んで表示するので、足りない行がないか確かめる
4ドメインを買った販売店の管理画面で、ネームサーバー(NS) を Cloudflare が指定した2つに切り替える
5切り替えが世界中に行き渡ると、ドメインが「有効」になる

大事なのは4です。ネットワークのしくみシリーズ(とメールのしくみシリーズの2本目)で見たとおり、どこに書いた DNS が本物になるかは NS で決まります。NS を Cloudflare に向けた瞬間から、Cloudflare に書いた DNS が本物になり、プロキシも効き始めます。

3で既存の行をきちんと確かめておけば、切り替えの途中でもサイトやメールは止まりません。

なお、Workers や Pages を試すだけなら、ドメインは要りません。*.workers.dev や *.pages.dev という Cloudflare のドメインの下に、すぐ公開できます。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • 始め方:アカウント → ドメイン追加 → ネームサーバーを切り替える
  • アカウント作成
  • ドメインを追加
  • DNS の行を確認
  • NS を切り替え
  • 有効になる
  • 既存の DNS の行は自動で読み込まれる。確認してから切り替えれば、サイトは止まらない(01)
  • 開発だけなら、ドメインが無くても Workers・Pages は *.workers.dev / *.pages.dev で始められる
  • 販売店で NS を Cloudflare に変えれば、全部が Cloudflare を通る。

このマガジンの地図

このマガジンは、次の順に並んでいます。どの号も単独で読めるように書いているので、気になるところから読んでも構いません。

まとまり号
入り口と配信01 DNS、02 CDN とキャッシュ、03 SSL/TLS、09 ルール、10 ロードバランシング、11 Argo、12 Spectrum
守り04 DDoS 対策、05 WAF、06 レート制限、07 ボット対策、08 Turnstile
ドメインとメール13 Registrar、14 Email Routing
社内を守る(Zero Trust)15 Tunnel、16 Access、17 Gateway と WARP
動かす18 Workers、19 Pages、25 Workflows と Cron、27 Containers
置く20 KV、21 Durable Objects、22 R2、23 D1、24 Queues、26 Hyperdrive
AI とメディア28 Workers AI、29 Vectorize と AI Search、30 AI Gateway、31 Images と Stream
見る・管理する32 分析とログ、33 企業ネットワーク、34 Wrangler と Terraform

各号は、おおむね次の順で進みます。

段中身
存在理由それが無いと何に困るのか
仕組みどう動いているのか
導入どう有効にするのか
使い方設定やコードの例
料金と制限・注意どこでつまずくか
  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
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  • このマガジンの地図
  • 入り口と配信
  • 守り
  • 01 DNS・02 CDN・03 SSL・09 ルール・10〜12 経路
  • 04 DDoS・05 WAF・06 レート制限・07 ボット・08 Turnstile
  • ドメインとメール
  • 社内を守る
  • 13 Registrar・14 Email Routing
  • 15 Tunnel・16 Access・17 Gateway と WARP
  • 動かす
  • 置く
  • 18 Workers・19 Pages・25 Workflows・27 Containers
  • 20 KV・21 Durable Objects・22 R2・23 D1・24 Queues・26 Hyperdrive
  • AI とメディア
  • 見る・管理する
  • 28 Workers AI・29 Vectorize・30 AI Gateway・31 Images/Stream
  • 32 分析とログ・33 企業網・34 Wrangler と Terraform
  • 1機能=1冊。各号は「理由 → 仕組み → 導入 → 使い方 → 注意」。

まとめ:Cloudflare は「利用者とあなたの間」に立つ網

この号で見たことをまとめます。

項目内容
基本の形利用者とオリジンの間に立つリバースプロキシ
入り方DNS を Cloudflare に任せ、オレンジの雲(プロキシ)をオンにする
近さの仕組みエニーキャスト。同じ番号を世界中の拠点が名乗る
エッジの処理攻撃を落とす → 怪しいものを止める → 規則を当てる → キャッシュで返す → コードを動かす
開発者向けWorkers とデータ置き場で、エッジだけでアプリが作れる
社内向けZero Trust で、社員の入り口も守る
始め方ドメインを追加して NS を切り替える。開発だけならドメイン不要

すべての機能は、「間に立っている」という1つの事実から生まれています。次の01号では、その入り口である DNS から見ていきます。

  • Cloudflare のすべて 00 ― 全体像
  • 14 / 14
  • まとめ:Cloudflare は「利用者とあなたの間」に立つ網
  • Cloudflare のエッジ(世界中の拠点)
  • ← 返事
  • DDoS 対策(04)
  • WAF・ボット対策(05〜08)
  • 利用者
  • ルール・リダイレクト(09)
  • オリジン
  • ブラウザ・アプリ
  • キャッシュ(02)
  • あなたのサーバー
  • Workers でコードを動かす(18〜)
  • 入り方はひとつ:DNS を任せてプロキシを通す。あとは機能をオンにしていく
  • 開発者向けの機能は、ドメインが無くても今日から使える
  • 間に立つから、速くし、守り、コードも動かせる。次号から1機能ずつ見ていく。

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