ドメイン代は、なぜ2年目から高くなるのか
example.com のようなドメインは、一度買えば自分のものになる、と思われがちです。実際には毎年の更新料を払って借り続けるものです。更新を忘れると失効し、しばらくすると誰でも取れる状態に戻ります。
ドメインの販売店の広告を見ると、「初年度 1円」「初年度 99円」のような値段がよく並んでいます。ところが、2年目の更新料を見ると、初年度の何倍もの値段になっていることがあります。さらに、登録者の住所や電話番号を隠す「WHOIS 情報の代行」が別料金になっていることもあります。
なぜこうなるのでしょうか。ドメインは、元締め(レジストリ)が決めた卸値で販売店(レジストラ)に卸されます。販売店は、その卸値に自分の利益を上乗せして売ります。初年度を安くして客を集め、更新のときに回収する、という売り方が多いのです。
ドメインは長く持つものなので、本当に効いてくるのは初年度の値段ではなく毎年の更新料です。10年持てば、更新料の差が10回積み重なります。
この号では、この「上乗せ」をやめた販売店である Cloudflare Registrar を見ます。
※この号の内容は 2026年9月時点の情報です。料金・対応するドメインの種類・手順は変わることがあるので、使う前に必ず公式のドキュメントで確かめてください。