なぜ、サーバーを触らずに振る舞いを変えたいのか
サイトを運営していると、次のような「ちょっとした変更」が次々に出てきます。
| やりたいこと | 例 |
|---|---|
| URL の引っ越し | サイトを作り直して、/2019/post-a を /posts/post-a に変えた |
| ドメインの統一 | example.com に 来た人を www.example.com へ案内したい |
| ヘッダーの追加 | 安全のためのヘッダーを、全ページの応答に付けたい |
| 行き先の振り分け | /blog だけは、別のサーバーで動くブログに送りたい |
これらは、どれもオリジンのサーバーの設定やアプリのコードで実現できます。でも、サーバーが複数あれば全部を直す必要があり、直し忘れが出ます。外部のサービスや古いシステムのように、そもそも触れないサーバーもあります。設定を変えるたびにデプロイするのも手間です。
ここで思い出したいのが、Cloudflare を使っていれば、すべてのリクエストが必ずエッジを通るという事実です。だったら、こうした判断をエッジでまとめて行えばよいのです。サーバーは何も知らなくて構いません。
Cloudflare のルールは、このための仕組みです。この号では、ルールの種類と、全部に共通する「条件の書き方」、そして旧来の Page Rules からの移り変わりを見ていきます。
※この号は 2026年9月時点の情報をもとにしています。ルールの種類・本数の上限・提供プランは変わることがあるので、公式のドキュメントで確かめてください。
