何段もある処理を、1回のリクエストでやっている
ネットショップで注文が入ったときの処理を考えます。
| 段 | やること |
|---|---|
| 1 | 注文の中身と在庫を確かめる |
| 2 | 決済サービスで支払いを確定する |
| 3 | 3日待つ |
| 4 | 「商品はいかがでしたか」とレ ビュー依頼のメールを送る |
これを1回のリクエストの中で書こうとすると、すぐに行き詰まります。まず、3日待つことができません。Worker の1回の実行は、長くても数分で終わる前提の仕組みです。
もっと困るのは、途中で落ちたときです。2段目の支払いまで済んで、3段目で何かが失敗したとします。どこまで済んだのかが分からないので、最初からやり直すしかありません。すると、支払いが二重になります。
これまでは、「どこまで進んだか」をデータベースに書き込み、定期的に見回って続きを動かす仕組みを、自分で作る必要がありました。手間がかかるうえに、バグの温床です。
この号では、こうした何段もある処理を確実に最後までやり遂げる Workflows と、決まった時刻に Worker を動かす Cron Triggers を見ます。
※この号の内容は2026年9月時点の情報です。料金・上限・提供状況は変わることがあるので、使う前に必ず公式のドキュメントで確かめてください。