Workers から、今ある Postgres を使いたい
多くの会社には、すでにデータベースがあります。AWS や Google Cloud の上で動く Postgres や MySQL に、顧客・注文・商品のデータが何年分も入っていて、ほかの社内システムもそれを使っています。
そんな会社が Workers(18号)で新しい API や画面を作るとき、D1(23号)に移し替えるのは現実的ではありません。データはそのままで、Workers からつなぎたいのです。
ところが、Worker からふつうにデータベースへつなぐと、思った以上に遅くなります。理由は2つあります。
| 理由 | 中身 |
|---|---|
| 距離 | Worker は利用者の近くで動くが、データベースは1か所にある |
| つなぎ直し | Worker はリクエストのたびに、データベースへの接続を一から作る |
1つめの距離は、どうしようもありません。問題は2つめです。次のページで見るとおり、データベースへの接続を作る「準備」には何往復もかかり、その1往復ずつに距離の遅さが掛け算されます。
この遅さを取り除くのが Hyperdrive です。既存の Postgres や MySQL に、Workers から速くつなぐための仕組みです。
※この号の内容は2026年9月時点の情報です。料金・上限・提供状況は変わることがあるので、使う前に必ず公式のドキュメントで確かめてください。